2018年12月20日木曜日。
今日は、昨日、トライしたけど、入場できなかったパレガルニエへ。
今日は大丈夫か? あれっ?オペラ座正面は門が閉じてる。
昨日はここで、断られたのに。今日も駄目か?と思いきや、そもそも見学の入り口は左手に回った門からでした。
セキュリティチェックを受けて、中へ。皆、左の方の券売機に進んでるー。
でも、オーディオガイドも頼みたいし、やり方わからないし、困るな~って思っていたら、右側になんと窓口もあるではないですか?
柱の陰で良く見えなかった。無事にオーディオガイド込みのチケットを購入。
で、オーディオガイドはどこで? 右の方へと言われたけど、これも陰で見つけにくい。
窓口のすぐ横にカウンターがあって、オーディオガイドのチケットと交換で借りられました。
このオーディオガイドは全部で一時間ほどで終わるようです。
さて、いよいよ内部へ。見所は三ヶ所。
一つ目は大階段。二つ目はグランフォワイエ。3つ目はオペラ座の劇場。
もし、あまり時間のない方は、この三ヶ所を押さえて、見学してみてください。
オーディオガイドもとても良くできていて、話が流れるだけでなく、機械の画面にも、構図や物語など、色々写し出されるので、
手元を時々見ながら、話を聞くと、よりわかりやすいです。
さて、このオペラ座の建築家は珍しくコンペティションで選ばれました。そして、選ばれたのが、無名のシャルル.ガルニエです。入ってすぐの大階段はとても素晴らしく、脇にバルコニーがついています。そこからは階段で上がってくる、貴婦人方を眺めることができ、また、上っていく貴婦人方も、皆に注目されるというしくみです。
ちょうど、Christmasの時期なので、バレエシューズでできたクリスマスツリーも飾ってありました。
次に素晴らしいのはグランフォワイエです。ガルニエがベルサイユ宮殿の鏡の間を真似して作ったものです。
それに匹敵するぐらい、眩しくて、きらびやかな広間です。
装飾も金でできたものが多いですが、金箔を使ったのは突出した部分にだけで、あとは、金の絵の具にしたとか。
その方がより立体的に見えるからだそうです。
さて、最後の見所はやはり、劇場です。荘厳です。できれば、ここに座って、公演を見るのが一番だと思いますが、見学だけでも、その素晴らしさは体感できます。他の画家によって描かれ、シャガールによって塗り替えられた天井の絵もこの劇場にぴったりの色合いです。ガイドによれば、音楽家たちを描いたようですが、どの人が誰か、いまいち、わかりませんでした。また、シャンデリアが落ちた事件のことも、ガイドで図柄つきで説明されています。実際はシャンデリアではなくて、それに付随した重い杭のようなものだったとか。
そう、最後に出口近くにミュージアムショップもあります。バレエに関したネックレスやイヤリング等もあります。オペラ座に入れない場合でも、このショップはやっているので、その時はオペラ座正面右角にショップの入り口があるので、ぜひ、いってみてください。
午前中しか時間がない日など、ちょっと覗くにはいいところだと思います。ぜひ、ぶらぶらしてみてください。